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アイエムアイ株式会社

株式・投資家情報

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ご挨拶

株 主 各 位

謹 啓
  このたびの「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。
  弊社は人工呼吸器をはじめとする医療機器専門企業として、被災地の一日も早いご復興に微力ではございますが、できうる限りのお手伝いをさせていただく所存でございます。
 弊社におきましては、被災地にある仙台顧客サービスセンタの社員及びその家族全員に被害はありませんでした。ライフライン・交通網の復旧状況を確認しながら、被災地における活動を順次実施しております。
  計画(輪番)停電の影響等により一部業務に支障もございますが、本社(埼玉県越谷市)ならびにその他の拠点も医療機関へ5つの支援サービスをご提供する業務を継続しております。
  以上、取り急ぎお見舞いとご報告を申し上げる次第でございます。

敬 具


 株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。2010年12月期が終了しましたので、ここに業績結果と2011年12月期の業績見通しについてご報告申し上げます。

利害関係者へのサービス提供
 当社は利害関係者である医療機関・社員・株主・取引先・社会から満足され、信頼され、支援されるバランスのとれた付加価値の高いサービス提供を発想と行動の原点(5つのFor You)としており、2010年12月期に提供した主なサービスは次の通りです。

1 医療機関のために
@
米国心臓協会等による「心肺蘇生と救急心血管治療のための2010年版ガイドライン」で
  エビデンスに基づいてより強く推奨された低体温療法とCOモニタリングがいち早く
  臨床応用出来るよう医療技術関連機器の普及に努めました。
A医師・薬剤師・看護師・救命救急士・衛生兵・医学系学生等に対する新しい医学教育教材
  として高く評価されつつある高機能患者シミュレータ教育の普及に努めました。
B重大な医療事故として問題視されている気管内チューブの挿管ミス防止の為に
  ビデオ硬性挿管用喉頭鏡を一段と広く普及させることに努めました。

2 社員のために
@過去最高の営業利益の25%を賞与として夏と冬に支給しました。
A新卒新入社員を3年間で1人前に育成する全社的教育プロジェクトを開始し成果を
  上げました。

3 株主のために
@健全で堅実な経営活動の結果として当期純利益8億65百万円、キャッシュ・フローは
  11億13百万円のプラスとなりました。
A配当性向36.3%に当たる1株当たり60円配当を行うと共に81百万円の自己株式取得を
  行い株主価値の増大に努めました。

4 取引先のために
@前期に新型インフルエンザ対策補正予算特需があった人工呼吸器の売上は減少しましたが
  商品合計では売上を成長させました。
A特に、体温管理機器・脳機能モニター・脳循環/代謝モニター・高機能患者シミュレータ・
  赤外観察カメラシステム・ビデオ硬性挿管用喉頭鏡等々新しい医療技術に貢献する
  メーカーの商品売上を成長させました。

5 社会のために
@新卒入社9名と中途入社2名を採用し、教育や職場環境改善に努め入社1年内の
  退職者ゼロを実現しました。
A今年も健全な経営活動の結果として利益成長による納税額を増やし、企業市民としての
  社会的責任も誠実に全うしました。

市場環境変化と当期業績成果
 2010年4月1日付で診療報酬が10年振りにネットプラス改定され、特に救急・産科・小児科・外科等の再建を重点課題として入院診療報酬は約4,400億円(3.03%増)と重点配分されましたが、医療機器需要拡大効果はまだ大きくは出ておりません。
 むしろ急性期病院数は減少しており医療機器購入に際し一段と厳しい商品力競争、価格競争、サービス競争等を求められております。しかし「治療効果を高める」「安全性を高める」「病院コストを下げる」「経営効率を高める」「機器のライフサイクルコストを下げる」「診療報酬に貢献する」「販売前後の支援サービスを充実させる」「機種統一に貢献する」等々の商品やサービスで競争優位を実現すれば成長チャンスに恵まれると確信してその実現に向かって努力を重ねて参りました。
 前期は新型インフルエンザ対策としての補正予算による人工呼吸器特需があった反動で当期は人工呼吸器の売上が減少しましたが、人工呼吸器以外の商品やサービスが順調に成長を遂げた上に円高による原価低減効果の結果、売上高は79億8百万円(前期比 103.7%)、営業利益は14億88百万円(前期比104.0%)、経常利益は15億36百万円(前期比105.9%)、当期純利益は8億65百万円 (前期比106.8%)と全てが過去最高でした。1株当たり当期純利益は165.27円(前期比14.12円増・9.3%増)、1株当たり純資産額は 1,951.23円(前期比103.39円増・5.6%増)となりました。
 業態別業績では商品の売上高は43億42百万円(前期比106.4%)・売上総利益は18億98百万円(前期比104.0%)、レンタルの売上は22億23百万円(前期比102.9%)・売上総利益は11億42百万円 (前期比104.0%)、メンテナンスの売上は13億42百万円(前期比 96.8%)・売上総利益は7億28百万円(前期比106.5%)と、全業態の売上総利益が前期比プラス成長を遂げました。長期ビジョンである「5つの支援サービス連鎖によって利益を成長させるサービスプラットフォーム企業」への変革は着実に進んでいます。

経営体質の改善効果
1 純資産は4億38百万円増加し初めて100億円を超えて101億93百万円となりました。
2 在庫日数は96日から70日と26日間改善しました。
3 総資産経常利益率(ROA)は12.5%から12.8%へ改善しました。
4 自己資本当期純利益率(ROE)は8.4%から8.7%へ改善しました。
5 自己資本比率は前期比0.4ポイント増加して83.2%となりました。
6現金及び現金同等物の期末残高は前期比11億13百万円増加し53億15百万円と
  なりました。
7採算性の低いメーカー代理店契約を解除し採算性の良いメーカービジネスに経営資源を
  集中投入する改善に着手しました。

2011年12月期の業績見通し
 売上高81億円(前期比102.4%)・営業利益15億40百万円(前期比103.4%)・経常利益15億65百万円(前期比101.8%)・当期純利益8億95百万円(前期比103.4%)・1株当たり当期純利益170.97円 (前期比103.4%)・1株当たり配当金予想60円を見込んでおります。

最後に
 株主の皆様のご支援に感謝申し上げるとともに、1株当たり配当金 は60円とさせて頂きましたことを謹んでご報告申し上げます。今期も健全な経営活動による1株当たりの当期純利益とキャッシュ・フローの増加に努め配当性向30%以上の利益配分を図ることを基本方針として参りますので、株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2011年3月
CEO積賀 一正