タスク・シフト/シェアにおける教育・トレーニングの重要性 ~アンブマンのご紹介~
- 掲載:2022年06月
- 文責:マーケティング部 ケアサポート・モニタリングチーム
2024年4月から医師に対して時間外労働の上限規制(原則960時間)が適用される予定となっており、医師の働き方改革の一環として、タスク・シフト/シェアが形になってきています。
それに先駆け、2021年10月1日から救急救命士に対して、救急救命士法の一部が改正施行され、重度傷病者に対する一部の救急救命処置を救急外来、各種検査室においても実施可能になりました。医師、看護師、薬剤師などの連携を円滑にするため、教育・トレーニングは、さらに重要になると考えられています。
弊社ではアンブ社の心肺蘇生訓練マネキン「アンブマン(シリーズ)」を取り扱っております。アンブマンは、実践的な二次救命処置のトレーニングを行うことができます。
気道管理、胸骨圧迫の手技訓練はもちろん、ECGや除細動等のシミュレーション訓練を可能とし、WEBブラウザを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォンなどのコンピュータデバイスを用いたマネキンの操作が可能です。また、コンピュータデバイスが無い場合でも、腰部に組み込まれたモニタによって換気量、胸骨圧迫の位置や深さを視覚的に確認しながら訓練することが可能です。
商品紹介
アンブマン2016 アドバンス
二次救命処置を対象としたフルスペックモデル
[マネキン機能]
- 心肺蘇生訓練と気道管理トレーニングが可能
- 除細動、体外ペーシングが可能
- マネキン腰部搭載モニタで、換気量、胸骨圧迫の深さや位置の確認が可能
[ソフトウェア機能(アンブマン各種ワイヤレスタイプに内蔵)]
- WEBブラウザを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン等、コンピュータデバイスを使用して操作が可能(専用パソコン不要)
- 疑似的バイタルサインモニタ(12誘導心電図、SpO2、ABP、CO2)を表示可能
- 訓練内容のサマリー記録、保存、データベース化、印刷が可能
他にも様々な用途に合わせた心肺蘇生訓練マネキンがあります。
4月30日~5月1日『NPO法人つなぐいのちの輪バイタルネットジャパン※』ご協力のもと、アンブマン アドバンスを使用したICLSコースが行われました。この講習には、幅広い職種の方が参加し、心肺蘇生に対する適切なチーム蘇生のトレーニングを、アンブマン アドバンスで実習されました。
※NPO法人つなぐいのちの輪バイタルネットジャパン(代表者 佐藤浩之先生)
ICLSコース 実習風景
ICLSコース 実習風景
タスク・シフト/シェアにおいて、多職種連携による医療安全の向上を目的とした教育・トレーニングは、今後さらに重要になると考えられています。
教育・トレーニングに興味はあるものの、導入・維持のためのコストや教育効果に不安があるご施設へも、必要な時に必要な期間だけご使用いただける、レンタルシステム等もご用意しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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