IMI WEBセミナー「歯科治療中の患者急変対応 -呼吸停止時に必須のバッグバルブマスクを使いこなそう!!-」ご報告及びオンデマンド配信のご案内
- 掲載:2026年01月
- 文責:急性期ケアエリアチーム
2025年11月27日(木)に、IMI主催のWEBセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、演者に新潟大学大学院 医歯学総合研究科 歯科麻酔学分野 准教授(当時) 岸本 直隆先生をお招きし、「歯科治療中の患者急変対応 -呼吸停止時に必須のバッグバルブマスクを使いこなそう!!-」という演題で、歯科治療中に起きる可能性のある心肺蘇生などの患者急変についての知識と、その時の対処方法を分かりやすく、ご講演いただきました。
| 日時 : | 2025年11月27日(木) |
|---|---|
| 会場 : | Zoom オンライン |
| 演題 : |
歯科治療中の患者急変対応 |
| 演者 : |
岸本 直隆先生 肩書はご講演当時のものです。現在は2025年12月より教授に就任しておられます。 |
セミナーの概要
まず、超高齢社会における歯科医療の問題について現状を示されました。
特に有病高齢者が多くなることから、歯科医師が急変対応を行う機会が年々、多くなっていると考えられるとのことです。
大学病院歯科における全身的偶発症(患者急変)は、約8,300~32,000症例に1件と言われており(日本歯科医師会雑誌. 2021;74:17-26.)、厚生労働省の令和5年患者調査では、歯科診療所の患者数は約126万人/日でした。このことから全国の歯科診療所で急変は40~150件/日発生している可能性があることが示されました。
また、歯科関連の死亡に関する報告についても示されました。その報告では、1950~2004年の約50年間で歯科治療に関連した心肺停止の症例数は155例、死亡は126例で、蘇生は29例でした。そして、心肺停止の原因は急性心不全(30例)、窒息(29例)、ショック(22例)、脳卒中(17例)、その他(不明を含む)が28例でした。(蘇生. 2005;24:82-87.)
最近では、歯科治療中に局所麻酔薬中毒による低酸素脳症で患者さんが亡くなられた事例もあったことから、歯科治療においても患者急変が身近であることが示されました。
今回は、このような局所麻酔薬中毒の機序や症状の推移から急変対応に至るまで、歯科医院での対処方法に主眼を置いて詳しく説明されました。
対処方法は多岐にわたりますが、歯科医院で対処できる内容は限られているとのことです。その中でも緊急性の高い処置の一部として、酸素投与と人工呼吸があげられ、酸素マスクや、バッグバルブマスク(BVM)に関する正しい知識や心肺蘇生を含む患者急変対応などの訓練が重要であることを述べられました。
日々多忙を極める歯科医師、デンタルスタッフの方々にご視聴いただきたい内容になっております。
詳細はオンデマンド配信をご覧ください。
オンデマンド配信のご案内
本セミナーを期間限定でオンデマンド配信いたします。
ご興味をお持ちいただけましたら、以下よりご視聴をお申し込みください。
―オンデマンド配信 視聴方法―
下記URLより視聴登録をお願いいたします。
https://form.k3r.jp/imi_co_ltd/20251127on-demand
お申込み時のメールアドレスへご視聴用リンクをお送りいたします。
配信期間:2025年12月26日(金)~ 2027年1月29日(金)
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