elisa ベンチレータ 300/500 SAT & SBT 機能のご紹介
- 掲載:2022年05月
- 文責:マーケティング部 急性期ケアエリアチーム

令和4年度診療報酬改定に伴い、人工呼吸器等の管理に係る評価の見直しで、覚醒試験加算100点/日と離脱試験加算60点/日が算定要件として新設されました。
人工呼吸器からの早期離脱は、患者さんのADL/QOLを改善することができるため、挿管時にいかに早期に離脱させるかを計画することが重要とされています。
elisa ベンチレータ 300/500には、患者さんの早期離脱をサポートする[SAT(自発覚醒トライアル)機能]と[SBT(自発呼吸トライアル)機能]が搭載されており、離脱評価のプロトコルとすることが可能です。
この機能の活用により、日常呼吸管理で離脱評価の院内平準化や、再挿管などのリスク軽減、そしてICU在室日数の短縮につながり、患者さんと医療スタッフの皆さまの一助となれば幸いです。
SAT & SBT機能とは?
SAT機能は、患者さんのアセスメントを行い、SBT開始が可能かどうかを評価するツールです。患者さんの状態を、合計8つのSTEPに分類し、”Yes”または”No”で回答する手順で評価します。
すべてのSTEPが”Yes”であれば、ユーザーはSBTの開始を考慮することができます。

SBT機能は、患者さんの呼吸状態が[SBT開始基準]を満たしているかを確認し、満たしている場合のみSBTを実施する評価ツールです。
SBT開始基準は、4つの項目(P0.1、自発RR、自発VTe、RSBI)の数値が、基準値内に5分間維持されることにより判断されます。
4つの項目は、数値が基準値内であれば緑色、数値が基準値外であればオレンジ色のバーで表示されます。
SBT開始基準を満たした場合、あらかじめ設定された時間のSBTが実施されます。SBTの評価は、トレンド等の記録で確認できます。

SAT機能とSBT機能は、それぞれ単独での使用が可能です。
また、各施設の基準に合わせてカスタマイズすることが可能ですので、離脱プロトコルの作成や院内平準化のツールとして、医療従事者のみなさまをサポートします。
ご興味がございましたら、ぜひ弊社ホームページよりお問い合わせください。
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