IMI WEBセミナー
眠っているようで眠れてない? ~ICU患者の睡眠管理~
ご報告及びオンデマンド配信のご案内
- 掲載:2026年04月
- 文責:IMI WEBセミナー担当
2026年3月18日(水)に、IMI主催のWEBセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、演者に徳島大学大学院 教授 大藤純先生をお招きし、「眠っているようで眠れてない? ~ICU患者の睡眠管理~」という演題で、睡眠の基礎知識やICU患者における睡眠障害の概要、その原因と対策について分かりやすくご講演いただきました。
本記事では、セミナーの概要とオンデマンド配信の登録方法をご案内いたします。
| 日時 : | 2026年3月18日(水) |
|---|---|
| 会場 : | Zoom オンライン |
| 演題 : |
眠っているようで眠れてない? ~ICU患者の睡眠管理~ |
| 演者 : |
大藤 純先生 |
セミナーの概要
本セミナーでは、ICU患者の睡眠障害が非常に高頻度(40~100%)で発生し、せん妄・人工呼吸器離脱遅延・死亡率上昇など予後の悪化に直結するといわれていることから、積極的な睡眠管理の重要性について、睡眠の基礎知識や患者予後への影響など多岐にわたってご解説いただきました。
睡眠障害の特徴として、
- 睡眠の断片化
- 概日リズムの障害
- N3/REM睡眠の減少
- Atypical sleep の発生
など、見かけ上は眠っているようでも睡眠の質が極めて悪い状態である点が挙げられました。原因としては、以下のような複合的要因が関与するとされています。
- 患者要因:痛み、不安、重症疾患、炎症など
- ICU環境:騒音、光環境、ケア介入など
- 治療要因:人工呼吸器非同調、鎮静薬、不動化など
ICU患者の睡眠障害の本質は、「睡眠時間(量)」の不足ではなく、睡眠の深さ・リズム・睡眠構造が乱れている点にあることが強調されました。
対策の面では、徳島大学病院で実施されている睡眠促進プログラムをご紹介いただきました。手順1でICU環境整備、手順2で非薬物的介入、手順3で薬物的介入を行うことで、概日リズムの調整や睡眠誘発を図る取り組みが紹介されました。
プログラム導入前後の比較では、睡眠バンドル導入後にせん妄発症の抑制が認められたほか、オレキシン受容体拮抗薬にもせん妄抑制効果が認められたことが示されました。また、夜間のデクスメデトミジン投与により、比較的自然な睡眠に近い状態が得られることについても言及されました。
さらに、低侵襲で評価の信頼性が高く、リアルタイムでの睡眠モニタリングが可能になれば、睡眠ケアや睡眠研究のさらなる向上に寄与することが期待されると述べられました。
詳細は、オンデマンド配信にてぜひご覧ください。
オンデマンド配信のご案内
本セミナーをオンデマンド配信いたします。
ご興味をお持ちいただけましたら、ご視聴をお申し込みください。
―オンデマンド配信 視聴方法―
下記URLより視聴登録をお願いいたします。
https://form.k3r.jp/imi_co_ltd/20260318_3
お申込み時のメールアドレスへご視聴用リンクをお送りいたします。
配信期間:2026年4月13日(月)~
※ 配信は予告なく終了することがありますので、あらかじめご了承ください。





