セミナー情報

Tokyo Resuscitation Academy 2017 国士舘大学創立100周年記念
「東京レサシテーションアカデミー」

  • 掲載:2017年04月
  • 文責:クリティカル・ケア部
Tokyo Resuscitation Academy 2017 国士舘大学創立100周年記念<br />「東京レサシテーションアカデミー」

 2017年3月14~15日、国士舘大学大学院救急システム研究科教授田中秀治先生を東京レサシテーションアカデミー2017塾長として、国士舘大学世田谷キャンパス メープルセンチェリーホール大講堂で本アカデミーが開催されました!

 弊社は田中先生より「IMIさんが扱っている世界に誇る浜松ホトニクス社NIRO脳酸素モニターを各国から参加されるエキスパートの救命ドクターやEMSに紹介して!」との要請をいただき、浜松ホトニクス社と協力し展示のお手伝いをさせていただきました。

 オープニングでは本年で開校100周年を迎えた国士舘大学佐藤圭一学長のご挨拶を皮切りに、島崎修次教授(国士舘大学防災救急救助総合研究所、日本救急医療財団)、坂本哲也教授(帝京大学病院長、日本臨床救急医学会)の本アカデミー開催についての篤い開催メッセージを拝聴しました!

○各セッション

1. グローバル・レサシテーションアカデミー
座長:坂本哲也病院長(帝京大学医学部付属病院)サング・ド・シン教授(ソウル国立大学)

2. 救急隊員が行うCPRのイノベーション~口頭指導と蘇生科学
座長:田中秀治教授(国士舘大学)マシュー・マ教授(台湾国立大学)

3. 心肺蘇生法の普及及びAED設置 の取り組み
座長:石見拓(京都大学)マーカス・オン教授(シンガポール国立病院)

4. PADに関わる救命アプリ
座長:武田聡教授(東京慈恵医科大学)フレディ・ラポート教授(コペンハーゲン大学)

5. 質の高いCPRを行うための隊活動
座長:田中秀治教授(国士舘大学)マイケル・セイヤー教授(ワシントン大学)

6. 救急隊活動の実際
座長:西 泰久(京都橘大学)原貴大氏(国士舘大学)

7. 救急隊の新たなテクノロジー
座長:西内辰也教授(近畿大学)マシュー・マ教授(台湾国立大学)

8. 日本のウツタインデーターからわかること
座長:田中 秀治教授(国士舘大学)武田聡教授(東京慈恵医科大学)

・海外招致演者

ピーター・クデンチャック教授 ワシントン大学
アン・ドール氏 レサシテーション財団
トール・レールダール氏 レールダル財団
ヘルゲ・マイクレブスト氏 レールダル財団
スージー・クリックモア氏 Northwest AED社
レニー・ノリス氏 ベルビュー消防

・国内招致演者

田上隆講師 日本医科大学多摩永山病院
小山泰明講師 筑波大学附属病院

【いよいよ、セッション開始!】
 1日目、2日目の両日、上記8つのセッションが設けられ、各セッションともテーマ別に日本国内の現状や取り組み、海外招致の先生から世界の状況や母国での取り組み等を紹介いただき、発表後には熱い質疑応答が交わされ、会場は熱気に満ちあふれました。

 2日目のセッション7のなかで、筑波大学附属病院の小山泰明先生より、「新しいCPRフィードバック機材としてのNIROの可能性」と題する発表がございました。
CPR中の胸骨圧迫において、圧迫が静脈環流に効果的に作用しているかどうかを、NIRO脳酸素モニターから連続的に且つ圧迫パルス毎に表示される酸素化ヘモグロビン数値等を評価し、胸骨圧迫の状況やAEDのタイミング、蘇生効果判断指標の一つと為す可能性を示された、素晴らしい発表でした!

「NIRO-200NX」「NIRO-CCR1」画像

 このセッション終了後の休憩時間には、小山先生の発表で示された「NIRO脳酸素モニタ」を確認したい、説明して欲しい、紹介して欲しい等々、沢山の皆さまに弊社展示ブースにお寄りいただき、瞬く間の休憩時間となりました。

 本アカデミーはセッションの他にも東京レサシテーションアワードの発表、チームCPR競技会、グループディスカッション等々様々な興味深いイベントが組み込まれ、参加者にとって充実の二日間となったことと深く感じました。この素晴らしいアカデミー開催に至るまでの準備や運営に尽力された田中秀治教授をはじめとした国士舘大学救急システム研究科皆さまのご努力、ご苦労に敬意と感謝を申し上げる所存でございます。

 今回の展示機会と素晴らしいアカデミーを拝聴いただく機会をいただき、改めてお礼申し上げます、本当にありがとうございました!

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