瞳孔記録計 NPi-300 販売開始のご案内
- 掲載:2023年06月
- 文責:急性期ケアエリアチーム

この度、米国 NeurOptics®(ニューロプティクス)社製「瞳孔記録計 NPi-300」を発売する運びとなりましたことをご案内申し上げます。

瞳孔記録計 NPi-300は、これまでご愛顧いただいておりました「NPi-100」「NPi-200」に続く、後継機種となります。
主な機能は、瞳孔径や対光反射に関わる7つの指標の測定と、それらの測定値から“NPi”という神経学的瞳孔指数を独自に算出できることです。片目の測定時間は、光刺激付加後、約3秒間です。
本体は、片手での操作を前提とした人間工学に基づいたフォルムと、直感的なアイコンベースのGUI(Graphic User Interface)を採用しています。また、ボタンは医療用グローブでの操作を考慮した配置にし、清拭しやすいように密閉型の筐体にしています。
さらに、1次元/2次元バーコード対応のバーコードスキャナーを内蔵することで患者ID入力の手間を軽減し、これまで以上に臨床現場での使用向上を意図した機器となっています。
特徴
1.構成

2.バーコードスキャナー
患者ID入力の手間を省き、バーコードの取込みから測定までを1つのデバイスでできるようになりました。

3.スマートガード
また、スマートガードには、患者IDが登録され、同一患者の左右瞳孔データを168組保存することができます。

4.アイコンベースの操作系

5.データのサマリテーブル、トレンド、動画の確認
アタッチメントのスマートガードに保存されたデータの概要をサマリテーブルとして表示できます。サマリテーブルは、NPi値が、[3以上][3未満][0][0.7以上の左右差で小さい値となった時]を分類し、その回数を表示します。
さらに、スマートガードに保存されたデータからから、NPi値と瞳孔径の経時的なトレンドを表示することができます。


6.詳細な測定データと、動画表示
測定されたデータは、本体及びスマートガードに保存され、詳細な測定データを確認することができます。また、瞳孔測定直後の左右の瞳孔の動きをシンクロさせた瞳孔変化の動画再生が可能です。



7.データの取り出しと利用
オプション機能として、スマートガードリーダを使用して、スマートガードに保存されたデータを患者IDと共に、パソコン等へデータを取り込ませることも可能です。

弊社は、NeurOptics®社の「臨床医が患者の転帰を改善できるように、医療上の意思決定を改善し、重症患者医療、神経学、神経外科、救急医療において、臨床応用 を可能にする革新的な技術を開発提供する」という考えに共感しております。
瞳孔記録計 NPi-300をご使用いただくことで、医師、看護師、その他医療従事者の皆様のワークフローが改善され、NPi値を指標とすることで、医療上の意思決定のサポートができるよう、普及に尽力いたします。
瞳孔記録計 NPi-300にご興味ございましたら、是非ご相談ください。
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